ポートフォリオが完成しました。
これでようやく、在宅ワークへの応募を再開できます。
そう思って、いつものようにクラウドソーシングの募集を眺め始めました。
……のですが、どうにも気が進みません。
応募しても、また返信が来ないんじゃないか。
やっと返事が来たと思ったら、結局スクールの勧誘なんじゃないか。
ポートフォリオを作ったからといって、必ず採用されるわけではありません。
むしろ、これまでの経験を考えると、応募する前から少し身構えてしまいます。
それでも、仕事をしたいなら動くしかありません。
そう思って、もう一度応募を始めることにしました。
応募を再開
まずは、バナー制作の仕事を見つけて応募しました。
応募文にはポートフォリオのことも書き、参考画像も添付しました。以前よりも、自分にできることを具体的に伝えられるようになったと思います。
応募したあと、どうやら「いいね」のような反応がついたようです。
お、これは少し期待してもいいのかな。
……と思ったものの、その後、返信は来ませんでした。
ほかの募集もいろいろと見てみたのですが、だんだん何を見ても勧誘に見えてきます。
動画編集やバナー制作の仕事を探しているはずなのに、肝心の仕事よりも、怪しくない募集を見分けることに気を取られてしまいます。
もしかして、このあたりのジャンルは、仕事を依頼したい人よりも、スクールや講座に勧誘したい人のほうが多いんじゃないだろうか。
もちろん、全部がそうだとは思いません。
ただ、そう思ってしまうくらいには、仕事探しに疲れていました。
このまま同じ場所で募集を探し続けても、また同じことの繰り返しになるかもしれません。
そう考えて、少し視野を広げて調べてみることにしました。
クラウドソーシングをやめる
調べているうちに、改めて気になったのがスキルマーケットでした。
仕事に応募するのではなく、自分のできることを商品として出品し、それを必要としている人に購入してもらう仕組みです。
その代表的なサービスのひとつが、ココナラでした。
名前は以前から知っていました。
ただ、自分のスキルを出品して、それを誰かに見つけてもらうというのが、どうにも現実味のない話に思えていたのです。
自分の商品を並べておけば、誰かが買ってくれる。
そんなにうまくいくものだろうか。
そう思って、今まではあまり選択肢に入れていませんでした。
でも、今はそんなことも言っていられません。
試してみなければ、わかりません。
とりあえず登録だけでもしてみることにしました。
調べてみると、ココナラには自分のスキルを出品するだけでなく、仕事の募集に応募する仕組みもあるようです。
それなら、今までと同じように仕事を探すこともできます。
早速登録して、自己紹介を埋めていきました。
これまでの動画編集の経験や、使えるツール、デザインのこと。
作ったポートフォリオも登録して、できることをひとつずつ書き込んでいきます。
最後に、ブログの雰囲気に合わせたヘッダーも作りました。
これまで動画編集とバナー制作を中心に考えてきたので、そのふたつが伝わるようなデザインにしました。
ここまで準備すれば、とりあえず始められます。
今度こそ、仕事につながるといいのですが。
仕事を探し始める
ココナラは、これまで使っていたクラウドソーシングよりもスクール勧誘に遭遇しにくいと聞いていました。
もちろん、絶対にないわけではないでしょうけれど、少しでも可能性があるなら試してみたいところです。
よさそうな仕事があれば、片っ端から応募してみるつもりでした。
まずは、バナー制作です。
カテゴリを指定して検索してみました。
しかし……あれれ?
募集中の仕事が見つかりません。
検索の仕方が悪いのかと思って条件を変えてみても、なかなか見つからないのです。
もしかして、そもそも募集されている仕事の数が少ないのでしょうか。
登録したばかりなのに、早くも不安になってきました。
次は動画編集を探してみます。
こちらはいくつか募集が見つかったものの、専門的な知識が必要だったり、かなり高度な技術が求められたり。
今の自分がすぐに対応できそうな仕事は、なかなか見つかりませんでした。
まあ、そう簡単にはいかないよね……。
そう思いながら、ほかの仕事のカテゴリも眺めてみました。
すると、その中に少し気になるものがありました。
別ジャンルの可能性
見つけたのは、「耳コピ採譜」の仕事でした。
私は、動画編集とバナー制作を中心に仕事をしていくつもりでした。
動画編集は実際に仕事をしていた経験があります。
デザインのスキルはまだまだ勉強中ですが、情報をどう伝えるか、どうすればわかりやすくなるかを考えながら組み立てていくのは楽しかったのです。
だから、今の自分にできる仕事はこのあたりだと思っていました。
でも、そういえば。
私は以前、音楽にかなり打ち込んでいた時期もありました。
自慢するようなことではありませんが、小さい頃からピアノを習わせてもらっていたおかげで、絶対音感があります。
その力を使って耳コピで伴奏を作り、弾き語りの動画を投稿したこともありました。
アンサンブル用に編曲して、小さなコンサートで披露させてもらったこともあります。
どうして今まで、このことを忘れていたんだろう。
……いや、正確には、忘れていたわけではありません。
以前、耳コピのスキルを使って楽譜制作のサービスを出せないかと考えたことはありました。
ただ、既存の曲を採譜して販売するとなると、著作権の問題が気になりました。
自分で調べるうちに、簡単にはできないのだと思い、そのまま仕事にすることを諦めていたのです。
だから、いつの間にか「耳コピは仕事にはできない」と思い込んでいたのかもしれません。
でも、目の前には、耳コピで楽譜を作ってほしいという募集があります。
自分がこれまで考えていた仕事とは違いますが、これも自分にできることのひとつなのではないでしょうか。
勢いで応募した
初めてのサービスで、初めて見るジャンル。
何もかもが初めてで、少しおっかなびっくりでした。
それでも、募集内容を読んで、応募してみることにしました。
これまでピアノを続けてきたこと。
絶対音感を活かして耳コピや編曲をしてきたこと。
自分にできることを伝えながら、募集されている内容なら、提示されている予算内で制作できると書きました。
単価は低いかもしれません。
でも、今はまず実績を作りたい。
仕事として一度経験してみたい。
そう考えていたので、そこはあまり気になりませんでした。
ポートフォリオを作って、動画編集やバナー制作の仕事に応募しようと思っていたはずなのに。
気づけば、まったく別のジャンルに応募しています。
初めてのココナラで、初めての応募。
果たして、結果は……。
