延期になった二次面接の日がやってきました。
子供の体調も良くなり、今度こそ万全の状態で臨めそうです。
カンペを用意して、子供には事前におやつを食べてもらって。
前回のようなことが起こらないよう、できる準備はしておきました。
一次面接の印象は、とても良かったんです。
仕事の流れも、私が理想としている働き方に近い。
過去の動画編集の経験にも興味を持ってもらえました。
二次面接に進むための課題も、絶対に受かりたいという一心で全力で仕上げました。
だから、この日を迎えるまでずっと思っていました。
「ここで働きたい。」
そして、いよいよ二次面接が始まりました。
課題のフィードバック
まずは、先日提出した課題についてフィードバックをもらいました。
私としては、かなり時間をかけて見直したつもりでした。
できる限り完璧に近づけたつもりだったので、どんな評価をもらえるのか少し緊張しながら聞いていました。
指摘されたのは、ある商品の説明文の中の一箇所。
「この文章は、単語の順番を入れ替えたほうが分かりやすいです」
というものでした。
……そこだけでした。
もちろん、修正点があること自体は受け入れられます。
私だってまだ未経験です。
もっと勉強しなければいけないことも分かっています。
でも、その後に言われた言葉に、私は少し驚きました。
「修正箇所があったため、ライティングでの採用はできません」
ライティングでは採用されない。
では、動画編集の経験を評価してもらえたということなのだろうか。
そう思って話を聞いていると、
「この実力ですぐ採用というのは難しいので、勉強しながら一緒に働いてほしい」
という話になりました。
そして続いたのが、
「タダで勉強してもらうというわけにはいかない」
という話。
そこからは、必要な費用や金額、支払い方法についての説明が続きました。
私は、心底がっかりしました。
「仕事」と「勉強」の境界線
もちろん、未経験だから勉強が必要なのは分かっています。
スキルを身につけるためにお金を払うこと自体に抵抗があるわけでもありません。
私だって、必要だと思ったものにはお金を払って勉強してきました。
ただ、今の私には少し違う意味を持っていました。
私はこれまで、ブログなどを途中で諦めた経験があります。
だからこそ、先に大きなお金を払って勉強を始めることには怖さがありました。
できるかどうか分からないものに、最初からお金をかける。
もし続かなかったら?
もし仕事につながらなかったら?
今の私にとって、それは簡単に決められることではありません。
もちろん、勉強しながら仕事をして、いつか払ったお金以上に稼げるようになる。
そんな未来も考えました。
もしかしたら、これが在宅ワークへの近道なのかもしれない。
私が慎重になりすぎているだけなのかもしれない。
でも、今の生活リズムを考えると、そのために必要な時間や費用を負担するのは厳しい。
何より、私がこの会社に応募したのは、
「未経験歓迎」
「サポート体制充実」
「マニュアル完備」
という言葉が並んでいたからです。
私は、それを「未経験でも仕事を始められる環境」だと思っていました。
それが、面接を受けてみると「お金を払って学ぶ」という話につながっていった。
そこで、改めて考えました。
「お金を払って学ぶこと」と、
「お金を払わなければ仕事ができないこと」は、
やっぱり別の話なんじゃないか。
冷静になって立ち止まる
一次面接が終わった時点では、
「ここで働きたい」
という気持ちがかなり強くなっていました。
だから二次面接でも、
「一緒に働きたい」
と思ってもらえるように、できる限り準備しました。
前回、ネズミ講の案件に遭遇した経験があるからこそ、今回は応募する仕事も慎重に選んだつもりでした。
「今度こそ、ちゃんと仕事ができる」
そう思いたかったんです。
だからこそ、お金の話が出てきた瞬間、期待していたものが一気に崩れてしまいました。
それでも、その場ではすぐに答えを出しませんでした。
もしかしたら、ここで勉強すれば本当に在宅ワークへの近道になるのかもしれない。
私が意固地になっているだけなのかもしれない。
なかなか仕事につながらない現状に、焦っているのも事実でした。
だからこそ、一度持ち帰って考えることにしました。
余裕がない状態で決めてしまったら、あとで後悔するかもしれない。
私も仕事を選んでいい
これまでの面接を通して、私は一つ学んだことがあります。
面接は、相手が私を見るだけの場所ではない。
私も、その会社を見る場所なんだ。
今回、それをもう一度実感しました。
「採用されたい」だけではなく、
「ここで働けるだろうか」
と考える必要があります。
仕事内容は自分に合っているか。
働くための条件は納得できるものか。
サポートはどうなっているのか。
報酬はどうなのか。
そして何より、自分が納得して働けるのか。
違和感を抱えたまま進む必要はない。
今回の仕事を断って、また一から仕事を探すことになったら、きっと私は「後退した」と感じると思います。
二次面接まで進んだのに。
課題まで頑張ったのに。
また振り出しに戻る。
でも、長い目で見れば、きっとそうじゃない。
「自分に合わない仕事を選ばなかった」
それも、前に進むための一歩なんだと思いたい。
課題を渡されて、二次面接まで進んだ選考でした。
だからこそ、ギリギリまで「ここで働きたい」という気持ちがありました。
それだけに、今回の面接の結果にはかなりショックを受けました。
本当に落ち込んで、面接が終わってから数日は記事を書く気にもなれませんでした。
パソコンを開く気にもなれない。
何かを始めようという気持ちにもなれない。
それでも、少しずつまたブログを書き始めました。
私を突き動かしたのは、
「在宅ワークを始めたい。」
「早く仕事をしたい。」
という、最初から変わっていない気持ちでした。
やる気が起きないまま何もしないで時間だけが過ぎていくことのほうが、今の私には怖かったんです。
だから、焦って決めない。
立ち止まることも、前に進むために必要なこと。
今回もまた、一つ勉強になりました。
仕事を探している私も、仕事を選んでいい。
そう思えるようになっただけでも、この二次面接には意味があったのだと思います。
