ブログを始める準備は整いました。
タイトルも決まり、方向性も見えてきました。
あとは記事を書くだけ。
……のはずだったのですが、ここでまた一つ悩みます。
私は昔から、何かを始める時に完璧を求めすぎる癖がありました。
完璧にしてから始めたい
ブログは初期設定のままでは真っ白な状態です。
だからこそ、まずはブログの顔となる外観を整えてから公開したいと思っていました。
でも、具体的なデザインはまだ何も決まっていません。
その前にテーマカラーを決めて、
ヘッダーを作って、
見出しのデザインを考えて、
アイキャッチの雰囲気も統一したい。
記事の構成や書き始め、終わり方まで細かいルールを決めてからでないと、どうしても落ち着きませんでした。
「もし30記事書いた後に構成を変えたくなったら?」
「見出しデザインを変えたくなったら、全部修正することになるんじゃない?」
そんなことばかり考えていました。
後から何十記事も修正するくらいなら、最初に全部決めてしまいたい。
それが当時の私でした。
このままだとまた終わってしまう
でも、その考え方には見覚えがありました。
過去に少し運営していたブログも、まったく同じだったからです。
サイトタイトルを考えて、
テーマカラーを決めて、
アイキャッチのルールを作って、
見出しデザインを一つひとつ設定していく。
Webデザインは独学だったので、分からないことがあるたびに調べながら少しずつ作っていました。
外観を整える作業は、本当に楽しい時間でした。
色を決めたり、見出しを作ったり、少しずつ自分の理想に近付いていく感覚が好きだったんです。
だから気付くと、何時間もデザインだけ触っていました。
でも、その頃の私は「ブログを書く人」ではなく、「ブログを作る人」になっていました。
気付けば一週間近く外観だけを触り続け、記事はほとんど増えていません。
そして、いつの間にかパソコンを開かなくなる。
そんな流れを何度も繰り返していました。
続かなかった理由は、デザインセンスでも知識でもありません。
きっと、ペース配分でした。
もし今回も同じことをすれば、また途中で投げ出してしまう。
それだけは絶対に避けたいと思いました。
私が最初に捨てたもの
そこで私は、一つ決めました。
完璧なデザイン。
細かいルール。
100点の状態から記事を書き始めること。
そういうものを、一度全部手放すことにしました。
その代わりに選んだのは、「続けること」です。
毎日パソコンを開けなくてもいい。
何日か空いてしまってもいい。
背伸びをせず、その時の自分にできることだけやる。
このブログを始めるにあたって決めた最低限の目標は、「継続」でした。
成功を目標にすると、うまくいかなかった日が苦しくなります。
でも、「続けること」を目標にすれば、その日パソコンを開けなかったとしても、また次の日に戻ってくればいい。
私に必要だったのは、頑張り続けることではなく、やめないことでした。
ブログは完成させるものではなかった
まずは外観を整えたい気持ちを封印しました。
記事を5本書いてからデザインを考える。
デザインも80点で止める。
カテゴリは記事が増えてから追加する。
気になるところは、その都度直していけばいい。
デザインはいつでも変えられる。
ヘッダーもロゴも、あとから何度でも作れる。
だから今は、とにかく記事を書く。
ブログは完成させるものではなく、
育てるもの。
そう考えるようになってから、少し気持ちが楽になりました。
あのときの自分へ
今でも完璧主義は治っていません。
今だって、外観をもっと整えたいと思うことはたくさんあります。
でも、そこで立ち止まらず、「80点で次へ進もう」と思えるようになりました。
100点を作って満足するより、「もう少しやりたい」と思いながら続ける方が、私には合っていたのかもしれません。
あの日、「継続」を選んだからこそ、今もこうして記事を書き続けられています。
未完成のまま公開して、本当に良かった。
あの時、完璧を手放して良かったと、今では心から思っています。
完璧を目指すことをやめたことで、このブログはようやく動き始めました。
そして次に考え始めたのは、「どんな雰囲気のブログにしたいか」。
色やデザイン、ロゴ。
少しずつ、「家で働くまで。」らしい形を作っていくことになります。
